先日、新しいマンションの内覧会というヤツに行ってまいりました。
何しろマンションを買うなんて初めてなものですから*1事前に少し調べてみたんだけど、なんというか、要するに「業者の仕事のあらさがしをする」ことが重要なようです。
こっちとしては、プロが作った新築物件なんだから、トーゼン完璧にできているものだと思っているわけだけど、経験者の声を読んでみると、そうとばかりはいえないらしい。そんでもって、そういう業者のミスや手抜き仕事を、実際に購入した人がキビシイ目で調べて、「こことあそことあれも直しなさい」ってことを指示し、実際の引渡しまでに業者は必死こいてそれを直すということのようです。逆言うと、引き渡されてから「あれ?ここヘンじゃね?」と言っても下手すりゃコストがかかったりするという、非常にシビアな世界なのである。
要するに、遊びに行った息子の家で、窓のサンとかを「つーっ」ってやって「あら、ミツコさん、ずいぶんホコリが溜まってるのね。お忙しいのかしら?」なんてことを言う、あの「姑の目」が必要なわけです。
しかーし。
ワタクシ、この「姑の目」が根本的に欠如しているのですよ。
- *1: そうそう何回も体験したことがある人はいないと思うけど
ワタシは基本的に「誰かが本気でやった成果物は、大体正しい」という方針で生きてます。
仕事でも、WEBサイト制作後には「校正」の作業が不可欠なわけですが、非常に残念ながら、ワタクシ、この校正能力に欠けております。
なんていうんでしょうね、最初の5分くらいはマジメに見てるんですけどね、そこまでに間違いが見つからないと「ここまで間違えてないんだから、この後も間違えてないでしょう」とノーミソが勝手に思い始めるわけですよ*1。その結果、後半の間違いを全然見つけられなかったりして、オキャクサンから指摘を受けて慌てて直したりすることもしばしばあったりね。
そういうワタクシがいつも商品を調べていてもラチがあかないので、大事なプロジェクトだったりするときには、社内のキチンとした「校正向きの方」に校正をお願いすることがあります。ワタシが15分くらいで「ん、オッケ」とか言ってスルーしたサイトを、2時間くらいかけてじっくり見てくださって、ビックリなことに、真っ赤になって返ってくるんですよ、原稿が。ホント、あなたスゴイよ、Sさん。
しかしながら、今回は内覧会。会社のSさんを連れて行くわけには行かないので、自分で「校正」作業をしなくてはならないのです。がんばるぞ!
気合を入れて現地に乗り込んだワタクシですが、案内してくれたオッサンが、ど〜もシオシオで*2、なんとなく気合が空回りの気配濃厚注意報。
いろんな共用部分の説明などを30分くらい受けて、いざ、未来の我が家です。シオシオおじさんから「こういうところを見るといいですよ」という内覧会チェックポイント表をいただいて、チェック開始であります。
とりあえず、息子様にチェック表を渡して「パパと一緒に調べてきて」と頼み、ワタクシは買ったばかりのイチデジであちこちを撮影しておりました。シオシオおじさんも、よくわからないけどいろんなところを開けてみたり閉めてみたりしてましたけどね。
とりあえず一通り見た後、ふと、息子さんとパパさんの姿を探すと...アイツら、チェック表を持ったまま走り回って遊んでやがりました。
仕方がないので、姑の目が欠如したワタクシですが、あちこちをチェックして回ります。途中、トイレで「アホ ビス反対じゃ、ボケ」と書かれた付箋紙が貼ってあるのを発見。工事の人の姑の目を感じました*3。
その後、とりあえず収納ドア裏の塗装の剥がれと、引き戸が一箇所たてつけが悪かったのを発見。その時点でワタクシのノーミソは「こんだけ見つけたからもうないんじゃね?」と思い始めたようです。いつの間にか、ただフラフラとあちことを歩き回ってドアを開け閉めしているだけになってきたので、諦めてシオシオオジサンに内覧終了の旨をお伝えしました。
チラッと見たおじさんがもってた紙、20行以上の空間に上の2箇所しか書き込まれてなかったんだけど、やっぱ、あれかな、会社のSさんと一緒に来てたら、あの20行が全部埋まったのかな?
そう思うと、せめてホンモノの姑(ワタシの実母。兄嫁と同居中)くらい連れてくればよかったな、と後悔しきりの内覧会だったのでありました。
