キャンディキャンディ

20060621.gif 最近、朝会社に行く前に、会社近くのコンビニに寄ります。

 冬の間は、マイカップに会社の給湯場でお湯を汲んで紅茶を入れていたのですが、さすがに暑くなってきたんで、朝冷たい飲み物を買うのです。

 しかしまあ、元来の新し物好きのワタクシ的には、コンビニに一度入れば「新商品」だの「限定商品」だのを買わずにはおられませぬ。しかも、現在ワタクシには『ケロロ軍曹 地球侵略日記』シリーズを集めるという使命があるのです*1。その日も、使命を果たすべくお菓子コーナーに足を運ぶと...。

  • *1: 相変わらず、親が率先してハマッてます。その代わり、ポケモンに費やすお金はずいぶんと減りました。さすがの鈴木家にも「ハマっていいのは1時期につき1個!」という不文律があるようです

 そこには、厳しい顔をして仁王立ちしている女子高生がいたのです。

 会社付近にある高校の制服を着たその女子高生、ワタシが見ている間、身じろぎ一つしません。ずーっと1点を見つめ続けております。ワタクシ、棚の向こうから見たときには「ケータイをいじってる女子高生」だと思ってたんですよ。いるじゃないスか、道の真ん中でも突然立ち止まってメールぽちぽち確認するオンナノコ。あれかと思ったのヨ。

 ところが、彼女は違いました。そんなハンパな女子高生ではなかったのです。彼女はただ1点、キャンディの棚を、恐ろしく厳しい表情で睨んでいたのであったッ!

 ワタクシの欲しい「侵略日記」シリーズは、そのキャンディ棚のすぐ隣です。イイトシしたオバチャンがそんなの持ってくのを見られるのがハズカシイってのもあるけど、とにかく、彼女、すっげーオーラを出して菓子を睨んでるんですよ。その空間を侵したら呪い殺されるんじゃないかと思うくらい。

 困ったなぁと思って、スミッチョからチラチラと彼女の方を見ていると、トモダチらしきオンナノコが、ふら〜っと彼女に近づいていく。

 お、いいぞいいぞ。「早くしないと遅れるよ」とか言ってやれよ。

 と期待したのも束の間、そのオトモダチは明らかにつまんなそ〜に彼女の横に立って、髪の毛いじいじしたりしてるのだが、な〜んにも言わないのだ。なんだ、チミたちは!どういう関係だッ!?っていうか、オトモダチ、そこに立ったらホントに侵略日記が取れないじゃないか!!

 仕方なく店内を徘徊するワタクシ。

 と、彼女が動いた!

 ようやく1つのキャンディを手にとった彼女。ようやく決まりましたか。

 ホッとして菓子方面に移動を始めるワタシ。オトモダチが、彼女が手に取ったキャンディを覗き見る。すると。

 ああっとここで彼女、キャンディを棚に戻したぁッ!

 ...って、何やってんだよオマエッ!!!

 また腕を組んでキャンディを睨みつけて仁王立ちした彼女。

 さすがにお友達もふら〜っと店内をさまよい始めました。ワタシも待ちきれなくなって、その日は侵略日記をあきらめて飲み物だけ買ってコンビニを出ましたよ。

 レジを済ませてコンビニを出て振り返ると、また仁王立ちする彼女の隣につまんなそ〜なオトモダチが見えたのが、なんだか微笑ましかった*1

 あのキャンディの棚には、いったいどんな魔物が棲んでいたんだろう...?

  • *1: 時計を見たらコンビニに入ってから10分以上経っていたが、彼女たちは遅刻しないんだろうか?それともそんなに彼女にとってはキャンディが大切で、オトモダチは彼女が大切なんだろうか?

アーカイブ

Powered by Movable Type 4.261